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ヴェストファーレン (戦艦) : ウィキペディア日本語版 | ヴェストファーレン (戦艦)
ヴェストファーレン (SMS Westfalen) はドイツ帝国海軍初の弩級戦艦であるナッサウ級の1隻。 ==艦歴== ヴェストファーレンはザクセン級装甲フリゲートザクセンの代艦として、仮称エルザッツ・ザクセン (Ersatz Sachsen) として発注された〔Gröner, p. 23–24〕。国会は1906年3月末に秘密裏にナッサウとヴェストファーレンの資金を供給したが、武装や装甲の入手のためヴェストファーレンの建造は遅れた〔Staff, p. 19〕。ブレーメンのAGヴェーザー造船所で1907年8月12日起工〔Staff, p. 26〕。ナッサウと共に建造はすばやく極秘に進められ、兵士が造船所やクルップ社のような資材の供給元を警護した〔〔Hough, p. 26〕。1908年7月1日に進水し、最終儀装のため造船所従業員によって1909年中旬にキールに回航された。その時期のヴェーザー川の水深が浅かったため、吃水をあげるため6個の浮きが取り付けられた。それでも川を通過できたのは3度目であった〔。 就役前の1909年10月16日、ヴェストファーレンはカイザー・ヴィルヘルム運河の3つ目の閘門群の開通式典に参加した〔Staff, pp. 23–24〕。それからちょうど1ヵ月後、ヴェストファーレンは就役し公試を開始したが、1910年2月の艦隊演習の際のみ中断された。5月3日に公試が完了すると、ヴェストファーレンは大洋艦隊第1戦艦戦隊に配属され、二日後には前弩級戦艦ハノーファーにかわって戦隊の旗艦となった。海軍はヴェストファーレンを第2戦艦戦隊に移すつもりであったが、その計画は1914年7月の第一次世界大戦勃発後に破棄された〔。
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